日経新聞:物価高対策、政府決定 首相「再エネ・原子力が重要」
首相はウクライナ侵攻の長期化を見据え「ロシアやウクライナに輸入を頼っていた半導体原料やパラジウムなど原材料の調達多様化を進める」と述べた。
「再生可能エネルギーの最大限の導入と原子力の活用を進めることも極めて大切だ」とも語った。同日のテレビ東京番組で「安全については譲れない」と前置きしたうえで「原子力規制委員会の審査について合理化を図り、審査体制も強化しながら可能な原発は動かしていきたい」と話した。
記者会見では経済財政運営を「2段階のアプローチ」で進めると説明した。第1段階は物価高対策で、第2段階として6月までに経済政策「新しい資本主義」の実行計画や経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)を策定する考えを示した。