先日エストニアから一時帰国中の友人と食事をする機会がありました。ご存知の通り、エストニアはIT先進国。マイナンバー制度の元になった国であり、税理士がいなくなった国として注目されたこともありました(本当はいなくなってはいないのですが…)。オンラインで完結できることも多いのですが、一方、日本に帰ってきて、役所の手続きの煩雑さに辟易しているそうです。
ただ、面白いことに、働いている人は、みんなテキパキ仕事していて、怠けている人は誰もいない。日本人らしく、丁寧に、かつ、効率的に働いています。非効率なことを、ものすごく効率的に処理しているのです。
そもそものシステムが悪いだけ。
これ、同じことが、会計事務所にも言えないでしょうか?どの事務所のスタッフの方も、みんなとても真面目に働いている。でも、忙しくて余裕がない。
そもそもの会計事務所のビジネスモデル、これをアップデートさせて、業務に余白を持たせ、かつ、高付加価値で儲かる仕組み作りが大切なのかもしれません。
そんな事を考えさせられました。