ITmedia NEWS:民事書類のWeb提出可能に 裁判所「デジタル化」へ加速
ようやく裁判所もIT化が進んでいくようで。本人提訴については「デジタル弱者」への配慮からオンライン提訴の義務化から除外される模様。
最高裁は2022年に入り、現在ファクスなどでやりとりしている民事裁判の書類を、インターネット上で提出できるシステムを開発。4月下旬から本格運用を始める。3月には、提訴から判決までの手続きをオンライン化する民事訴訟法の改正案が国会に提出された。「全面IT化」はまだ先だが、関係者は「現行法下でもできることから変えていきたい」と意気込む。
最高裁が開発したのは「民事裁判書類電子提出システム(mints)」。PDF形式の書面データをアップロードすると裁判所に提出され、相手方にも届く仕組みだ。やりとりした書面一覧を専用サイト上で確認したり、自身のPCでダウンロード、印刷したりもできる。