読売新聞:三菱UFJ銀、融資先企業への投資事業を開始へ…4月にも専門部署

4月にも、投資経験のあるファンド関係者や公認会計士ら、外部専門家も入れた専門部署「事業共創投資部」を設置する。現在の融資先約120万社を対象に、既存技術や新規事業の将来性などを精査。成長が見込めると判断すれば出資に踏み切る。当面は1件あたり数億~数十億円規模を想定する。

融資の場合は返済可能性を重視するため、担保や現時点の収益が重視されがちになる課題もあった。出資は損失リスクがあるものの、新規事業が軌道に乗れば高い配当が期待できるほか、将来的に保有株式を高く売却できる可能性も出てくる。