朝日新聞:ファミマ、文書60万通に印紙貼らず 1.3億円納付漏れを国税指摘

印紙税に限定した税収は2020年度で2825億円とのこと。廃止論やデジタル化の流れで廃止の話がでてこないのも「3千億近い税収」を手放すことができないのが実情ですね。

コンビニエンスストア大手「ファミリーマート」(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2021年6月までの複数年で印紙税計約1億3千万円の納付漏れを指摘されたことがわかった。フランチャイズ(FC)加盟各店との取引文書60万通超に印紙を貼っていなかったという。10%が上乗せされる過怠税は約1億5千万円に上るとみられる。

関係者によると、同社はFC各店との取引内容を記した文書を作成。各店から受け取る売り上げ相当額を記載していた。この文書について、国税局は課税対象になると判断。文書1通につき200円の納付漏れが、1万超の店舗で複数年にわたり続いていたと認定した模様だ。