東京新聞:千葉市の工事会社告発 1億2800万円脱税容疑

下請け先と夢の国を巻き込むな。

架空の外注費を計上して利益を圧縮し、法人税や消費税など計約1億2800万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで、千葉市若葉区の工事会社「K.G」と加坂斉社長(54)を千葉地検に告発したことが28日、関係者への取材で分かった。同社は東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)関連の改修工事を請け負い、売り上げを伸ばしていたという。

関係者によると、加坂社長は下請け先に虚偽の請求書を作成させて架空の外注加工費を計上し、2020年7月までの2事業年度で所得計約3億7800万円を過少申告し、法人税や消費税などの支払いを免れた疑いがある。