産経新聞:外注費偽装で4300万円脱税 和歌山の会社告発

給与、外注は身近な税務論点で指揮命令・資材提供・瑕疵担保責任といった要素で判断すると思いますがよほどお粗末だったのでしょうか…とは言えインボイス制度が本格化すればこういった事例もなくなりますね。

従業員の人件費の一部を外注費と偽るなどし、約4300万円を脱税したとして、大阪国税局が消費税法違反などの罪で、和歌山県岩出市の運送会社「サンコー運輸」の山本光生(みつお)元社長(65)=和歌山市=と法人としての同社を和歌山地検に告発していたことが関係者への取材で分かった。
追徴税額は重加算税を含む約5800万円で、すでに修正申告を済ませて大半を納付した。
関係者によると、同社は令和2年6月末までの3年間で、人件費の一部を、消費税の控除を受けることができる外注費に偽装して計上。不正に消費税の還付を受けるなどし、約4300万円を脱税したとされる。