日経新聞:日銀・中村審議委員、価格転嫁「想定以上に進む可能性」

景気も賃金も上がらず物価上昇、デフレ脱却ではなくスタグフレーション
こんな記事も↓

Yahoo!ニュース:NTTがドコモ社員に「月収10万円賃下げ」提案 内部資料入手

日銀の中村豊明審議委員は9日の講演で、原材料高を受けた企業の値上げが物価に及ぼす影響について「価格転嫁が想定以上に進む可能性がある」と述べた。企業の物価に対する心理が変化してきており、値上げが消費者に近い「川下」にも広がっている現状を踏まえた。
日銀は2021年12月に金融機関の気候変動対応の投融資を後押しする資金供給策を初めて実施した。貸付予定額が2兆円を超えたことについて、中村氏は「金融機関による気候変動対応投融資が既に相応に進んでいることを示している」としたうえで、「中小企業を含めて企業の気候変動対応投資が想定以上に進む可能性がある」と語った。