日経新聞:東京海上、揺れ検知で補償 物損なくても費用支払い

物損無くても保険金支払う。他社との差別化のために色々と考えますね。

東京海上日動火災保険は企業向けに、地震発生時に安全確保にかかった実費を補償する保険を販売する。商業施設や工場内の地震計が検知した震度が事前に決めた震度に達すると、物的損害がなくても保険金を支払うのが特徴だ。安全確保にかかる費用負担を肩代わりすることで、被害軽減に向けた迅速な行動を後押しする。
保険料は地域や補償対象の費用などをもとに決める。たとえば商業施設で震度6強以上を条件にし、支払限度額を1000万円にした場合、年間保険料は20万~70万円程度とする。地震による被害を軽減できるとアピールし、年間10件程度の契約を見込む。