東京商工リサーチ:息切れやあきらめの脱落も コロナ破たんは累計2782件

1月26日は16時時点で「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が6件判明、全国で累計2,647件(倒産2,525件、弁護士一任・準備中122件)となった。
新型コロナ感染拡大の第6波が広がるなか、「まん延防止等重点措置」の適用地域は1月27日以降、34都道府県に拡大されることが決まった。営業機会が減少する飲食業のほか、外出自粛やイベントの取りやめなども予想され、関連業種では厳しい事業環境が続く。
政策支援、金融機関によるリスケ対応などは継続する見通しだが、業績不振が長期化し、過剰債務に陥った企業も目立ってきた。息切れやあきらめによる脱落を中心に、コロナ破たんは引き続き高水準で推移する可能性が高まっている。