日経新聞:東京都、中小向け融資強化 信用保証料の事業者負担下げ
コロナ影響を受けていない事業者への融資を増やすことが裏の目的かと思われます。
東京都は原油価格の高騰や新型コロナウイルス禍の影響を踏まえ、中小企業の資金繰り支援を強化する。都中小企業制度融資を受ける事業者が負担する信用保証料を引き下げる。16日から取り扱いを開始した。
原油価格の上昇により原油や石油製品の仕入れ価格が20%以上上がっているのに、価格転嫁できていないことが条件。信用保証料の小規模企業者の負担を2分の1から3分の1にする。これまで信用保証料の補助がなかった小規模企業者以外の中小企業も、事業者負担は2分の1とする。取扱期間は2022年3月末まで。
コロナ禍の影響で売り上げが15%以上減少している事業者が対象の融資も、信用保証料補助の拡充を22年3月末までに延長する。