日経新聞:「不活動法人格」3000以上 ネットで売買、悪用も

宗教法人に課税すべき議論も出てきておりますが、まず宗教法人の売買は厳格に対応しないといけないですね

文化庁によると、法人格だけが残る不活動宗教法人は全国に3394(20年時点)ある。宗教法人には、賽銭(さいせん)や布施が法人税の課税対象にならないなど税制面の優遇があり、過去には実体のない法人格を悪用して、課税対象となるホテル経営などの収入を布施などと偽る所得隠しが発覚したこともある。
インターネット上には「節税に最適」などとうたい、宗教法人の売買を仲介するサイトもある。あるサイトでは建物付きの法人やペーパー法人が1千万円以上の価格で売り出されていた。宗教法人法に詳しい元東京基督教大教授の桜井圀郎さんは「売買は違法ではないが、購入後も建物などが放置される例があり、不法侵入などが深刻化する恐れがある」と懸念する。