本日未明にnewsproから入ってきた情報なのですが、
電子帳簿保存法の施行規則を改正し、宥恕規定で紙保存が二年間認められる見込み、ということです。
これが本当ならすごい改正。宥恕規定を改正するため、適用が認められるか怖いところもありますが、本当なら財務省主税局が立法誤りを認めたと言っても過言ではありません。
先日のニュースだと、通達で宥恕規定の解釈を変える、みたいな話も出ていたのですが、施行規則をこのタイミングで変えるなら前代未聞と思います。果たして、本当に実現するか、税法を研究する身としても興味があります。
ただし、本来は改正法附則の改正がマストで、宥恕規定はやはり解釈が厳しいので怖い話。
近年、大綱も読まずに税制改正解説される方が多く、これも電子取引のデータ保存の対応が遅れている一因ですが、法の根幹に係ることなので、大綱要注意です。