弁護士ドットコムニュース:都のコロナ助成金、「審査ミス」で対象企業に不支給通知 「107件」で判断くつがえる

不正受給見極めのために審査もかなり厳しくしてたのでしょうね。申請数も半端ない数ですから、審査員の方の苦労が想像できます。
特別相談窓口を設置し、
〝不支給となった事業者についても別の助成金や支援を紹介する‴
良き対応でしたね。

問題になったのは、2020年夏ごろに募集された「非対面型サービス導入支援事業」と「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン等に基づく対策実行支援事業」。コロナ対策の費用について、200万円を上限として3分の2を助成するというものだった。
報道などを受けて、2021年4月6日には不支給・減額支給となった事業者を対象に、理由の説明などをおこなう特別相談窓口を公社が設置した。
こうした結果、非対面100件、ガイドライン7件について判断がくつがえり、助成金が支給された。不支給となった事業者についても、別の助成金や支援を紹介するなどしたという。
都とともに、事業主体となった東京都中小企業振興公社の担当者は「審査にあたってご心配、ご迷惑をおかけした。丁寧なご説明が足りておらず、行き届かなかった点があった」と反省を口にした。