東京商工リサーチ:後継者難倒産が累計309件、年間最多を更新する可能性も【2021年1-10月】

中小企業は代表者が経営全般を担うことが多く、代表者に不測の事態が生じた場合、事業継続が難しくなる。さらに、業績回復が遅れた企業ほど後継者育成が後手に回り、代表者の高齢化とともに業績悪化からの立ち直りが難しく、事業承継が重要な経営課題になっている。

  • 『後継者難』倒産309件、倒産全体の6.1%を占める
  • 【要因別】「死亡」と「体調不良」で8割
  • 【産業別】10産業のうち、4産業で増加
  • 【形態別】破産の構成比が初めて90%台に
  • 【資本金別】1千万円未満が半数以上
  • 【負債額別】中堅規模での倒産が増加