経済再開も資金不足懸念が残る。コロナ破綻は累計2,297件
都道府県別では東京都が全体の2割強を占める。
業種別では飲食店が最多で17.28%を占める。

TSR:経済再開も資金不足懸念が残る コロナ破たん 累計2,297件【10月26日16:00 現在】

【業種別】(負債1,000万円以上)~飲食が最多の397件、建設、アパレル、食品卸、宿泊が続く ~
業種別では、来店客の減少、休業要請などで打撃を受けた飲食業が最多で397件に及ぶ。これまで緊急事態宣言の対象となっていた地域では休業や時短営業、酒類提供の制限などで経営体力の消耗が懸念され、飲食業の新型コロナ破たんがさらに増加する可能性が強まっている。
次いで、工事計画の見直しなどの影響を受けた建設業が215件、小売店の休業が影響したアパレル関連(製造、販売)の176件。このほか、飲食業などの不振に引きずられている飲食料品卸売業が104件。インバウンドの需要消失や旅行・出張の自粛が影響したホテル,旅館の宿泊業が98件と、上位を占めている。