奨学金=借金で社会人スタートは大変ですよね。今回は技術者としての就職に限定されていますが、他分野でも奨学金返済と結びついた制度ができるといいですね。
人材不足に悩む建設、IT、それに、ものづくりの分野の中小企業に奨学金を利用している学生が技術者として就職した場合、都が返済費用の一部を負担します。
企業が負担する分とあわせて学生1人あたり最大150万円の支援を受けることができるように仕組みの検討を進めています。
都は、支援を受けた学生が入社してから1年間、勤務し、企業に人材が定着しているかを確認したうえで、3年にわたって支援する方針です。
奨学金の返済に困る学生を支援することで中小企業の人材の確保と定着を図ろうという狙いで、都は、今後、参加する企業の募集を始め、来年度の就職・採用活動に間に合うよう準備を進めることにしています。