jiji.com:ゼロ金利解除、22年に前倒し 11月にも緩和縮小決定―米FRB
米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催した。終了後に公表されたFOMC参加者の政策金利見通しでは、事実上のゼロ金利を解除し、利上げを開始する時期が2023年から22年に前倒しされた。
FRBのパウエル議長は記者会見で、「持続的なインフレ上昇が深刻な懸念となれば、われわれは対応する」と強調。また「22年中ごろに量的緩和縮小を完了するのが適切」と述べた。FRBは量的緩和の完了後に、利上げを模索するとみられる。