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確定測量とは、土地の境界線を確定するための測量で、隣地所有者の立合いのもと、土地家屋調査士などの専門家が境界点の合意と確認を行います。

測量が完了したら、登記申請を行って登記の記載事項を更新しないと、計測結果が法的に有効なものになりません。

筆界特定制度とは、土地所有者の申請により、筆界特定登記官や筆界調査委員などの専門家の意見を踏まえて、土地の境界（筆界）を特定する制度です。

確定測量の流れ

STEP01

まず、お電話または対面にてヒアリングします。その際、測量を行う土地について伺うとともにお手元に土地に関する資料がないか確認させていただきます。

STEP02

土地を管轄する役所や法務局で測量を行う土地について調査します。このとき土地の隣接地についても調べて、測量を行うまえに所有者へ挨拶状を送付します。

STEP03

調査が終わったら、トータルステーションなどの機材を使用して現地の測量を行います。
測量後は専用のソフトでデータを解析し、図面化と境界の復元計算をします。測量と計算は境界が復元できるまで繰り返すため、現地での測量は複数回にわたって行います。並行して行政との打合せも進めます。

STEP04

境界の復元ができたら現地にて、隣接地の所有者など関係者立ち合いのもと、境界の確認を行います。この境界立会は隣接地が多いほど時間がかかります。
関係者全員から境界の位置について、問題ないと同意を得たら境界確認書を作成いたします。

STEP05

確認書が揃い境界確定後に土地地積更正登記を申請します。登記には約２週間かかります。登記が無事終わったら測量成果簿をお渡しして、確定測量完了です。
隣接地の数や土地の状況によって前後しますが、相談から完了までには概ね3カ月程度かかります。