将来の独立を見据えた経験を求めて入社
インタビュースタッフ:
司法書士 長谷川正幸(2021年入社)
こんにちは、今回は司法書士の長谷川さんにお話を聞かせてもらおうと思います。長谷川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
長谷川さんは、司法書士の資格も持っていますし、前職で司法書士の経験もあったんですね?
はい、前職では6年半ほど司法書士業務をしていました。
6年半ですか!結構長いですね。今回の転職のタイミングは独立を考えることもできたと思うんですが、どうして独立じゃなくて、ベンチャーサポートへ入社しようと思ったんですか?
一言で言えば、業務の幅を広げたいということですね。もっと経験を積んでから独立したいという思いがありました。前職の司法書士事務所が決済業務がメインだったので、商業登記や相続は経験が少なかったんです。
なぜ業務の幅をもっと広げたいのですか。
独立をすれば入ってくる業務は、ある程度固まってしまうと思うんです。だから独立する前にいろんな業務を経験しておかないと、いざ知らない業務の依頼があったら対処できるのかなという漠然とした不安はありました。
なるほど、そうですね。独立をしたら付き合いのある銀行や不動産業者から仕事の商会を受けることが多いと思いますが、ルーティーンな流れで決まった内容の仕事の依頼が来ることが多いですね。
あとは個人的に、純粋にいろんな業務を経験したいという気持ちもありますね。
入社していろんな業務の経験はできましたか?
はい、本当にいろんな経験ができてます。たとえば、遺言執行業務や成年後見申立てなど、前事務所では経験したことのない登記以外の業務も多く、業務範囲の広さにはびっくりしました。
あと、これは入社してからわかったことなんですが、司法書士業務以外の周辺分野の業務に詳しくなったことは、大きなスキルアップだと思っています。
どういうことですか?
ベンチャーサポートは、グループ内に税理士も弁護士も不動産会社もあるじゃないですか。ひとつの依頼に対して複数の士業が共同して進めていくので、自然と全体像がわかるようになるんです。
たとえば、前職では相続の登記の依頼があれば、登記の部分だけしか見えませんでした。今は、相続税の計算から、遺産分割の争議、空き家の売却など相続のあらゆるシーンを見ることができます。その中で、登記はどういう仕事なのかということが実感できて、自分の視野が広がったと思っています。
これは総合士業グループならではの仕事の醍醐味ですね。士業同士で一緒に連携して依頼に取り組むので、全体像が勉強できますね。
逆に不思議だったのですが、どうして独立を考えていることをはっきり言っているのに、採用されたんでしょうか?
ベンチャーサポートは、昔から独立を考えているかどうかで採用判断を変えるようなことはないですね。そもそも司法書士業界では、独立を考える人が多いのは事実ですし、口に出すか出さないかは別として、独立の気持ちはみんな持っていると思います。
今までも独立をしいてる方も多いんですよね。
はい、たくさんいますよ。一緒に何年か頑張ってそのあと独立をした人とは、独立後も良い関係で仲良くやっています。
逆に、私も含めて、独立ではなく組織として司法書士業務をしていきたいと思う人もいます。
そこは、本人の考え方次第ですね。
裁量が大きいので、経験の幅が広がる
長谷川さんは転職の際に、どんな不安がありましたか?
一番気になっていたのは、「自分にどれだけの裁量を任せてもらえるのか」ということでした。前職の事務所で働いていたときは、かなり裁量が大きかったのですが、ベンチャーサポートは大規模な法人なので、裁量が少なかったらどうしようと。
なるほど、仕事を割り振られて流れ作業のように業務を進めるような感じだったらどうしようという不安ですね。実際どうでしたか?
すごい裁量が大きかったです。裁量しかないですね(笑)案件を丸々、任せてもらえるので自分で考えて、自分で調べて進めることが多いです。
そうですね、これは結構面接でもよく質問をもらいます。ベンチャーサポートが比較的規模の大きい事務所だと言うことで、業務が細分化されていたりとか、裁量がなくてガチガチだったらどうしようという不安はあるようですね。
はい、裁量が少ないと自分の成長も限られるので、嫌だなという不安がありましたね。
ベンチャーサポートの考え方としては、社内の情報共有や管理はしっかりしますが、基本的には個人に任せて、何かあったら会社としてフォローするという方針ですね。ルールでがんじがらめということは無いです。
社内の管理がしっかりしているというのは、安心でした。裁量は大きいというのは希望していたことですが、やはりミスは怖いと言う気持ちはあります。管理体制がしっかりしているので、うっかりミスなどが発生しにくいのが良いと思います。
社内管理には戸惑いませんでしたか?
最初は戸惑いましたね。大変でした。ただ、「この項目はなぜ管理が必要なのか?」というのを先輩に聞けば、すべて意味のある管理だということがわかって、これもいい勉強になりました。自分が独立をすれば、自分で管理をしないといけないわけですから、管理方法を学んでおくというのは、非常に価値がある経験です。
以前の事務所では管理というのはなかったのですか?
仕組みとしてはなくて、代表司法書士が気になったら確認するというような方法でした。高齢の先生でしたので、スケジュール管理なども紙で管理でしたね。
ベンチャーサポートは、チャットワークやナレッジスイート、グーグルスプレッドなどを使い分けてツール管理されているので、使いやすいです。
では最後に、求職中の方にメッセージがあればお願いします。
はい。私は転職のときに考えていた基準が、経験できる業務範囲の広さでした。司法書士としてのスキルを高めたいと。その点、ベンチャーサポートは非常に多くの経験が積めますので、幅広い業務を経験したいという方にはオススメです。
業務範囲が広い理由は、そもそも業務の依頼が多種多様ということもあるのですが、事務所の方針として新しいことに挑戦してみることを大事にしているというのもあります。
たとえば、信託や配偶者居住権の提案など新しく出てきた制度に対して、積極的にチャレンジをしていっています。新しいことなので、予期しないトラブルや失敗もありますが、みんなで相談をしながら進め、お客様にご迷惑を掛けることなく、自分たちの経験としています。
自分の仕事の幅を広げたいという方は、ぜひ一度、説明会に参加してみてください。ざっくばらんに話が聞けると思います。
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司法書士 長谷川正幸
法律分野の専門家に漠然とした憧れがあったことから司法書士を目指しました。
多様な経験を積み、司法書士として成長していきたいと考えて、幅広い業務を扱うベンチャーサポートに入社しました。
趣味は、テニスと読書。もっと頼れる司法書士になれるよう日々研鑽中です!