業務範囲が広いので、いろいろな経験が積める
インタビュースタッフ:
司法書士 渡邊初子(2019年入社)
今回は、渡邉さんに司法書士法人の業務範囲についてお話を聞きたいと思います。渡邉さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さっそくですが、ベンチャーサポート司法書士法人はどんな仕事をしているのですか?
一言でなかなか言いにくいのですが、ざっくりいうと法人登記が4割、相続登記が3割、決済が1割、その他が2割という感じですね。
バランス良く業務がある感じですね。
社内では大きくは、「法人登記部門」と「相続登記部門」に分かれて業務を管理しています。
それぞれの部門は具体的にどんな仕事をしているのですか?
法人部門は、会社設立や本店移転などの商業登記全般、種類株式の登記や新株予約権の登記、特例有限会社の移行の登記などもあります。最近は、組織再編や組織変更の登記もありますね。
相続部門は、相続登記、相続放棄、特別縁故者申立、不在者財産管理人申立など非常に広い仕事をしています。
渡邉さんはどちらの部門ですか?
私は、相続部門に所属しています。相続登記をメインでやっていますが、最近はいろいろ挑戦しています。
「やってみたい」と言えば、「良いよー」と任せてもらえるのが嬉しいですね。実は家族信託がやりたくて、お願いしてみたんです。じゃあすぐに1件任せてもらって、1年の間に4件の家族信託が経験できました。
家族信託は今、注目の分野ですね。いろいろな人の意見調整が必要になると思うのですが、作るのは難しくなかったですか?
そうですね、自由度が高いからこそ、皆さんのご希望をすり合わせることには時間を掛けます。ただ、相続税対策で税理士法人のスタッフも一緒に対応してくれますので、自信を持って提案していくことができました。
他士業とワンストップで顧客対応する強みですね。
はい、いい形でベンチャーサポートの強みが出せました。司法書士業務そのものの業務範囲も広いですが、他士業との協業でより業務範囲は広がります。自分のスキルが高まることがよくわかります。
なるほど、業務範囲が広いというのは、渡邉さんにとってどういう意味をもっているのですか?
私は業務範囲の広さがベンチャーサポート司法書士法人を選んだ大きな理由でした。将来の独立を考えると、どれだけたくさんの経験を積めるかは、大事なことだからです。つまり私にとっては、業務範囲の広さは経験できる仕事の幅であり、就職活動の決め手としての意味を持っています。
就活中に業務範囲の広さはどうやって確認をしたのですか?
求人のホームページを見て、その後は会社説明会で確認をしました。実際に入社して働いてみると、本当に業務範囲が広い。説明会で聞いたとおりでした。
実は決済ばっかりの事務所は嫌だなとか思っていました。将来的に独立をしたら、銀行や不動産会社からはいろいろな仕事の依頼が来ると思うので、「決済はできるけど特殊な業務は未経験です」というのは嫌だなと思っていました。
なるほど、でも相続部門に入ってしまったら、商業登記部門の仕事ができないのでは?社内で異動はできるのですか?
はい、できますよ。この前も先輩が、商業登記の部門から相続の部門に異動してきました。理由は「やりたかったから」(笑)その希望が通るのが、いいところだと思っています。
私もあと数年したら、商業登記部門に異動したいなと思っています。商業登記は申請に至るまでのプロセスが大事で、広い視野が無いとミスに繋がると聞いています。また相続とは違ったやりがいがありそうで、楽しみにしています。
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司法書士 渡邊初子
成年後見制度に興味をもったことをきっかけに、コールセンターで働きながら司法書士試験を目指し合格。会社説明会でのスタッフ明るさに惹かれ、ベンチャーサポートに入社を決意。
現在は相続部門で実務をこなす傍ら、新人の教育にも精力的に取り組む。休日はヨガでリフレッシュ!海外ドラマ(刑事もの中心)、ライブ(ラウドロック、メタルなど)も好き。